今、必要とされる英語教育とは!?

 

 テーマ:テストと評価


「テストと評価」。

非常に大切なテーマにも関わらず、これについての研修を受けた経験がある方は少ないのではないでしょうか。

しかし、知識経験がないにも関わらず、新任でも赴任したらすぐにテストを作らねばならない、そしてそれを評価しなければならない。…必然的に自分が受けてきたようなテストを作り、(評価基準はあるとしても)そのテストを元にした評価をしてしまいがちです。

知識・技能だけでなく思考力・判断力・表現力の育成を求められている今、教師自身は受けた経験がないタイプのテスト・評価をしていかなければなりません。

 

今回は【テストと評価】をテーマにしたセミナーのレポート、そして様々なテストとその評価についての映像コンテンツを紹介したいと思います。


テストをどう作って、どう評価をしていくべきか。

 

 英語科教育法セミナー

「阿野先生、太田先生とアクティブラーニング」

~第8回 テストと評価~ レポート

 

 ■講師:阿野 幸一(文教大学国際学部国際理解学科教授、同大学院国際学研究科教授)

 

阿野幸一先生と太田洋先生の共著『日々の英語授業にひと工夫』をテキストに、毎回のテーマについてお二人がリレー形式で交互につなぐ連続セミナーより、「テストと評価」について取り上げた回のレポートを紹介。

 

どんな力を測るために、どういう形式の問題にするのか?

そのテストは、教科書やワークブックの〝内容についての暗記テストになってはいないだろうか?

それって、表を暗記して行う視力検査みたいなものではないですか?矯正をするために検査をしているのに、結果だけ良くても意味はない。英語力をつける、英語力を測るためのテストですよね?」

そんな阿野先生からの問いかけに「確かに」と思わされる場面も多々ありました。

 

小テスト、定期テスト、パフォーマンステスト…様々な問題提起をし、参加者皆で考えながら、最後は実際のテスト問題を見て、どういう視点で改善したらよいかを考えたり、3点満点で採点をしてみたり…。

色々考えさせられる、考えていかねばならないと思わされたセミナーでした。

全10回のセミナーの中でも早くから満席になってしまったこのテーマ。

ぜひ、セミナーレポートをお読みください!

さらに、このセミナーの内容にフォーカスして、より具体的に指導と評価の一体化を図るために企画された

『阿野幸一先生・太田洋先生と

 指導と評価をつなげる「テストづくり」を考えよう!』

 という短期集中講座のレポートもご紹介しています。合わせてご覧ください!


テストが変われば授業が変わる。授業が変われば生徒が変わる!

ここでは、様々な先生方によるテストと評価をご紹介します。4技能型のテストについてお困りの先生は、必見です!

 

英語授業を変えるパフォーマンステスト

パフォーマンステスト

生徒のモチベーションを上げ、学習効果を高める!

パフォーマンステストを用いた実践について、使用するワークシートや評価表などを用いて詳しく解説。ポイントとなる場面を模擬授業形式にて紹介しています。

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スピーキングテスト・セレクション

スピーキングテスト・セレクション 監修:根岸雅史(東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授)

クラスの状況や進度に合わせたテストの構築が可能!

見てわかる、実践で活かせるスピーキングテスト集!様々なタイプのテストを学び、たくさんのレパートリーを持つことで目的にあったものを選ぶことが可能です。是非、ご活用ください!

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スピーキングの指導とその評価

スピーキングの指導とその評価 指導:本多 敏幸、田口 徹、小林 順子、久保野 雅史

中高現場で使える実践例の数々!

スピーキングテストの実施方法、評価基準、テストの前提となる活動など、中学校編では本多敏幸先生、田口徹先生、そして高校編では小林順子先生、久保野雅史先生の指導上の工夫をご覧ください。

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「4技能型授業」と「テスト」

4技能型授業とテスト  解説:内田 浩樹(国際教養大学大学院 英語教育実践領域 教授)

テストと授業が両輪を成し、相乗効果を生んでいくために!

テスティングのポイントから伝統的な発音問題の出題例、さらに、4技能を様々な形ではかっていくためのテスト例を豊富に取り上げ紹介しています。

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